iPhoneのキャリブレーションを実行する

Vol.16【iPhoneのバッテリーを長持ちさせる】

バッテリー

バッテリーの減りが早くて困っている

最近、iPhoneのバッテリーの減りが早くて
困っているという方は多くないでしょうか?

バッテリーはあくまでも消耗品の為、
使えば使うほど劣化していきます

通常のネット検索、ネットニュース閲覧程度であれば、
そこまでバッテリーの消耗はないですが、
ゲームアプリや動画など負荷がかかるものを
毎日利用していたら当然、バッテリーも消耗します。

早い人で1年も持たずにバッテリーが
駄目になったという人もいます。

ただ、バッテリーの減りが早いからといって
iPhone自体の買い替えをする方がいますが、
それはとても勿体ない話です。

iPhone自体は壊れている訳ではない為
まだ、買って2、3年も経たないiPhoneを
買い替える必要性はありません。

新しいもの好きで買い替える方は、
問題ないと思います。

iPhoneのリチウムイオンバッテリーを知る

iPhone及び今のスマホはリチウムイオンバテリーを
使用しています。
リチウムイオンバッテリーは従来のバッテリーに
比べて軽量で長持ちする為、効率よく充電が
できるという特徴があります。

iPhoneのリチウムイオンバッテリーは、
フル充電サイクルを500回繰り返した時に
最大容量80%を維持
できるように
設計されています。
毎日フル充電を繰り返したら、
1年半くらいで最大容量80%になると想定できます。

サイクル数は100%を使い切って、
1サイクルになる為、100%から70%を使い、
残量30%になっても翌日にその30%を使えば、
使い切った段階で1サイクルとなります。

Appleのリチウムイオンバッテリー
https://www.apple.com/jp/batteries/

過充電放電に注意

サイクル数は100%を使い切ってから、
1サイクルになるのでいつでも好きな時に
充電して使い切るということですが、

リチウムイオンバッテリーは
過充電、放電はバッテリーを劣化させる原因
になる為、
なるべくやらないことをお勧めします。

寝る前にiPhoneを充電器に繋ぎ、
朝まで満充電状態にするのは、
劣化の原因になります。
そして100%まで充電するのではなく、
90%くらいに止めておくのがいいかと思います。
その為、寝る前に充電をし、
90%くらいになったらそのまま放置してください

また、0%の放電状態もこれもバッテリー劣化の
原因となります。
20%くらいになったら充電をしてください。

また、使いながらの充電もNG

です。
充電しながらiPhoneを使用すると、
バッテリー劣化の原因になります。
また、充電が送られている最中に
iPhoneが稼働していると
基板に損傷が起きる可能性
もあります。

実際に充電中にYouTubeを見ながら、
そのまま寝てしまい、朝になったら、
電源が入らず何もできなくなってしまった
という事例もあります。
基板損傷ということで、幸いにも基板修理で
電源が入るようにはなりましたが。

とにかく充電する時も注意が必要です。

iPhoneのキャリブレーションを行う

iPhoneを使っていて夜にバッテリー残量が90%あったのに
朝になったら30%になっていたなど経験はありませんか?

これはバッテリーが劣化した?

と思われる方もいるかと思います。

iPhoneは使っている中で、
充電残量の表示が正しくされなかったり、
充電の持ちが悪くなったりすることがあります。

バッテリー本来の残量とiPhoneの表示残量がずれることが
多々あります。
この表示のずれを調整するのが、
キャリブレーション(校正)となります。

ちょっとバッテリーの減りが異常に早いなと感じた時は、
このキャリブレーションを行うと表示もしっかり
行われる為、いいかと思います。

キャリブレーションのやり方

キャリブレーションの最中に
電力消費を抑える為に以下の設定を行います。

1、位置情報、App自動更新をOFFにする

設定画面で位置情報サービスを無効にします。

設定 → プライバシー → 位置情報サービス

をOFFにします。

次にAppのバックグラウンド更新をOFFにします。

設定 → 一般 → Appのバックグラウンド更新

をOFFにします。

2、画面の明るさを暗くする

設定 → 画面表示と明るさ

スライドバーで一番、暗くしてください。

これで準備は完了です。

3、iPhoneのバッテリー残量を使い切ります

普通に使って残量が減ればいいですが、
消費が難しい場合はYouTubeなど動画再生を行い、
残量を消費してください。

残量が0%の状態になったら、すぐには充電を
開始せずに放置してください。

実際に電源が落ちた様態であっても残量が
少し残っている状態にあります。

できれば2、3時間位はそのまま放置するのが望ましいです。

4、充電を行います

必ず電源コンセントから充電をしてください。
100%満充電になるまでは抜かないようにお願い致します。
その間はiPhoneは触らないようにしてください。
100%表示がでてもそのまま充電し続けてください。

100%表示になってから1、2時間経ったら、
今度は放電を開始します。

これを2、3回くらい繰り返します。
終わったらOFFにしていた設定を戻してください。

最後に・・・

一日で終わらせるのは難しいかと思いますので、
数日に分けて行っても構いません。

このキャリブレーションは一ヶ月に一回程度
やるのが望ましいですが、難しい場合は
2、3ヶ月に一回でもいいのでやることをお勧めします。

これによりバッテリーの減りが早いし、
もうiPhoneの替え時かな?
と考える必要はなくなります。

決して安くないものなので、
なるべく長く大切に使っていくのが、
いいかと思います。

バッテリー自体は消耗すれば、
交換すればいいのです。

街の修理屋さんでも安く交換を行えます。

是非、賢く、効率的にiPhoneを使ってもらえたらなと思います。

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